2024.11.20
子どもたちに盲導犬や視覚障害に関する知識を深めてもらうために、相模原ライオンズクラブ(LC)協賛のもと、(公財)日本盲導犬協会「盲導犬学校キャラバン」を10月17日、鶴園小学校(相模原市南区/佐藤俊巳校長)にて4年生約130人が参加し実施しました。
同協会職員による視覚障害者の実情や盲導犬の役割についての解説のほか、視覚に障害のある三宅保子さんと盲導犬のウニカちゃんによる実演も行われました。周りの人の助けが必要な場面として、盲導犬には判断できない特定の場所への誘導を体験した児童は「(実際にそういった場面で)自分でもやればできそうだと思った」と感想を話し、同協会の職員は「困っている人を見つけたら『手伝いましょうか』と声をかけてみてください」と児童に呼びかけました。
三宅さんは最後に「旅行に行った時、入店拒否や乗車拒否にあい、悲しい気持ちになった。盲導犬は施設に同行できることをもっと理解が進んでほしい」と自身の経験を話されました。
同LCの片倉敏博会長は「困っている人を助けられるようになってほしい。子どもたちの福祉の心を育むため、これからも継続していきたい」と決意表明しました。
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