LCIF ,人道・災害復興支援合同セミナー開催される

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 猛暑が続く8月4日(火)13時30分から、日本丸訓練センターで『LCIF&人道・災害復興支援合同セミナー』が133名の参加で開催された。

 セミナー内容は2つ用意されており、桜井孝一LCIFエリアコーディネーター(東日本)による『世界から見た日本 日本の中の330-B地区におけるLCIF』では改めてLCIF(ライオンズクラブ国際財団)の生い立ちと意味を再確認した。1番深く印象に残ったのは、今世界では国の宝である子供たちが麻疹によって毎日400余人亡くなっているという、日本では考えられない悲惨な現状があり、LCIFはこの数を0にすることを目標に日々努力している。たった50セントで1人の子供が予防注射を受けられるという。居酒屋等で飲む生ビールを数杯我慢することで何人の子供たちの命を救うことができるのだろうか?1人1,000ドルの寄付は非常に有り難く素晴らしいことだが、そんな小さな努力が集まることで大勢の命が救えるのだ。沢山の話のどれもがライオンとして考えさせられる内容だった。

 安達成功LCIF330複合地区コーディネーターによる『LCIF 献金方法および交付金申請について』では、国際ボランティア組織内でのLCIFの成績や位置付けを述べ、2013〜2014年度には538件のプロジェクトに対し総額4,600万ドルの交付金を拠出し、先の麻疹献金では現在で合計2,363万ドルを寄付することができた。英国の経済紙Financial TimesではLCIFは数多い慈善団体の中で信頼度第1位となった。その背景にはLCIFの運営費は投資収入で賄われ、献金はすべて寄付されているという事実があると解説した。また献金手続きの方法やLCIF交付金の受け方と基準の説明もあった。

 休憩をはさみ、事例報告と交付金の受け方を具体的に説明した。川崎LCは被災地復興支援継続事業として気仙沼LCと合同事業等を行い、気仙沼市に軽自動車2台と薬物乱用防止教室で使うプロジェクターを寄贈、それが縁で姉妹クラブ締結に至った。また小田原LCは小田原報徳LC(解散)と合同で小田原市内の全小学校25ヵ所と幼稚園6ヵ所にデジタルの視力検査器を寄贈した。厚木さつきLCは発達障害児自立活動支援施設「ひよこ園」に自立活動教具を寄贈、藤沢湘南LCは廃棄予定のメルセデス社の消防用40メートルの梯子車をフィリピンに寄贈、大和シティLC、大和中央LCと大和リバティLCは合同で福島県いわき市、岩手県陸前高田市、宮城県石巻市に物資支援、炊き出し、ユニットハウス4台の寄贈や阿波踊りを披露。報告の中でも相模原シティLCは昨年車輛を寄贈された時の体験を基に、どのようにしたらスムーズにLCIFに申請を行えるのかを説明。次の申請クラブを待たせることなく、ライオンズとしての貢献活動を無駄なく進めることができるといった内容だった。

取材:PR情報委員  L熊谷 秀年
撮影:PR情報委員長 L近野 照彦