第66回地区年次大会記念アクティビティ横浜と川崎のいのちの電話へ金一封を寄付

新型コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言が発令され、第66回地区年次大会は中止となったが、計画していた記念アクティビティは履行しなければと5月15日(金)13時30分、(福)横浜いのちの電話理事長松橋英之様にキャビネット事務局にお越しいただき、山本直正地区ガバナーは「ライオンズクラブ330-B地区第66回年次大会の記念アクティビティです。お納めください」と金一封を手渡された。

寄付金を受け取った松橋理事長は何度も謝辞を述べ、「緊急事態宣言で休止していた電話相談も再開できることになり、今回のご寄付についてはしっかりとご報告させていただく」と話され、事務局を退室された。

横浜いのちの電話は、変化の激しい現代社会の中で、困難や危機にあっても誰にも相談できず、苦悩を抱えたまま、自殺に追い込まれる大勢の人たちに対して、電話を通して対話し、心の重荷を抱えた方たちが、何とか生きる意欲を見出していけるようにと、願いつつ活動しているボランティア団体である。

翌週の5月19日(火)、山本直正地区ガバナー、井田 渉キャビネット幹事、原 輝男キャビネット会計は、年次大会記念アクティビティ(金一封)の目録を持参。川崎市中原区内の「(福)川崎いのちの電話」事務所を往訪した。

金子圭賢「川崎いのちの電話」理事長(元地区ガバナー)、井田光政理事、関 聖一理事、有田 茂事務局長らが出迎え贈呈式が執り行われた。

山本ガバナーは、「近藤元地区ガバナーによって設立され、金子元ガバナーに引き継がれた川崎いのちの電話は、助けを求めてきた人々の心の悩みに応えて、思いやり社会をつくる尊い活動。人の助けになること、困っている人のために何かお手伝いできないかということで、年次大会式典会場で贈呈する予定だったが、開催できない今期は直接事務所に記念アクティビティをお届けに伺いました」と挨拶し、金一封を手渡した。

金子理事長は「ご支援感謝申し上げます」と謝辞を述べ、330-B地区への感謝状を山本ガバナーに贈呈された。

山本ガバナーは「心を病んでいても周りに相談できない人がここに電話をかけてきます。話を聞いてもらうことで一歩踏みとどまる。自殺を防止し、次の新しい人生を拓いてもらうために、元先生だった方々などが無償で活動されていることに感銘を受けている。また、心の病は他人事ではない」と述べると、金子理事長は「新型コロナウイルス感染防止の影響で4月7日(火)から電話相談を休止。1ヶ月ほど休まざるを得なかったが、このような健康的にも経済的に息詰まる状況にあっても相談者の力になりたいという相談員の声もあり、5月18日(月)からは電話相談窓口を再開した。

今後ますます相談件数が増えることが予想される。電話をかけてくる人の中には駅のホームから電話をしてくる人もいて、自殺を踏みとどまる手助けになれることもある」と話す。ただ、現実的には相談員不足で取れない電話も多く着信率は10%以下。活動資金のほとんどを寄付に頼っている状況の中、相談員は無償ボランティアとして活動し、相談員資格を得るための研修費や事務局に来る交通費も自己負担でやっている。相談者や相談員に危害が及ぶこともあるので、基本的に場所も素性も明かさず、匿名で対応し、世間にも告知しない。様々な制約がある中での活動は善意だけで持続させることには限界がありそうだ。「47都道府県に50のセンターがあるが、政令都市だけでなく、ひとつの県に2つ以上のセンターがほしい。自殺者を未然に防ぐ最後の拠り所として、資金的にも人材的にも多くの協力が必要」と金子理事長は活動に対する理解と協力を求めた。

取材・撮影:地区ニュース副委員長 L中井 弘明

発信:地区ニュース委員会

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