厚木マルベリーLC主催「障がい者施設利用者講演会」

平成30年2月8日(木)19時より厚木市アミューあつぎ市民交流プラザ6F会議室において、7R-3Z厚木マルベリーライオンズクラブ(望月淳子会長・会員27人)主催の「障がい者施設利用者講演会」(先着80名)が開催された。

ゲストスピーカーは、社会福祉法人県西福祉会事務局長:柴田和生様、並びに同施設利用者:秦野かんな様のお二方である。

まず、柴田事務局長は障がい者への認識を深めて貰おうと「障がい者白書」のデータを使い、分かり易く啓発した。同氏は「平成20年より始めた小さな活動ではあるが、これまでに17名の障がい当事者の方が活動に参加し、それから口コミで少しずつ広がり、聞いて下さった方は延べ6,600名を超えました。地域で皆と一緒に普通に生活する“共生社会”実現のために、中学・高校・大学など教育の場を通じて、より広く伝える機会を作っていただけたら幸いです。お声を掛けて下さい」と、例会プログラムの終わりの頁に言葉を添えている。

次に障害当事者の秦野かんなさんは、最初は戸惑いや不安でいっぱいだったが、この活動を始めたことを嬉しく思っているそうだ。施設スタッフにサポートされ、かつ言葉の不自由さを押して、必死に来場の皆さんに自身の身の上を語り始めた・・・・或る日、突然病魔に冒されて体の自由を全て奪われてしまった時、まだ2歳の我が児が居て、その家族に対する想い。必須の車椅子に腰掛けられるまでに、相当時間を費やし様々に心に秘めた想い。体の自由を奪われた暮らしの中で孫の誕生は、素晴らしい出来事で元気を貰ったこと。普通に世間話の相手をして貰うだけでも、新鮮で楽しいこと。更に今の身の上でも、化粧や髪形が常に気に掛かると女心を覗かせる。だから自分ひとりで出来ないお洒落を、手伝ってくれるマルベリーLCの皆さんには感謝!感謝!の気持ちでいっぱいだと言う。そして、話の終わりに自らの闘病体験や想いを語ることで、「ほんの少しでも障がい者に関心を寄せてくれる人が増えたらとても嬉しく思うし、全ての可能性がゼロでない限りチャレンジし続けます!」と力強く結んだ。

今回の公開例会は、貴クラブメンバーが日本セラピー協会々員であり、障がい者施設や老人ホーム入居者にメーク(女性)やマッサージなどを施す、クラブアクティビティに注力しているご縁で、啓発活動の手助けになればとの思いから、開催の運びになったそうだ。

取材:PR・情報委員 L須藤 省三
撮影:PR・情報副委員長 L熊澤 悟