神奈川県献眼者慰霊祭開催 湘南茅ヶ崎ライオンズクラブ

朝から小雨の中セレモニーホール神奈川で神奈川県献眼者慰霊祭が行われました。

「遺族としてお話をお願いします」と電話で依頼され、人前ではあまり話をしたことが内のでお断りしましたが、「2、3分で結構ですから、ぜひ」とおっしゃったので勇気を出して主人の献眼の話をさせていただきました。

昨年5月に主人が亡くなりました。以前から主人には献眼について話をしておりました。ある日、主人の健康保険証の裏の臓器提供に全部○がしてあるのを知りました。

実は主人の母は緑内障から全盲になり、月のうち1週間は私の家で過ごすようになりました。ある日義父が義母に、私の作った料理の説明をしているのを目にしました。「おじいちゃんはやさしいな」と思い、心温かくなりながら聞いていました。

何日か後に義母が私に「たまえさん、いつもおいしいごはんありがとうね。でもね、味がわからないのよ」と言うのです。私はハッとしました。食事を味わうということは、眼で見て、香りを確かめ、そして味わうものなのだと。

そのことを主人に話し、「私は30代には登録してるけど、あなたも献眼登録してね」と言うと、「うるさいな」と断られていたのですが、主人の気持ちは大きく変わっていたのです。私には何も知らせずに…。感動しました。

後日、主人の眼は70代の女性に移植されました、とお手紙をいただきました。
主人の最後の奉仕で1人の方が開眼されたと知り、仏前に「お父さん、よかったわね」と報告しました。

8R-2Z 湘南茅ヶ崎ライオンズクラブ L古橋 玖枝