YCEで来日したタイからの女子大生をホストする 逗子葉山ライオンズクラブ

 タイからYCEで来日した女子大生2人、通称カヌーンさんとピームさんが去る4月1日~20日までホストファミリーとして、逗子市小坪在住の木田佳子さんと戸井田幸子さんに引き受けてもらえたので、我がライオンズクラブは、海と山、緑に恵まれた三浦半島、逗子葉山、さらに横浜を案内して、日本の良さを知ってもらうことに努めた。

 まず、彼らを連れて5日に三崎のハマチ解体工場を見学。九州や四国の養殖地から生きたまま船で運ばれてきたハマチは、三崎港で陸揚げ、活締めにされ、最後は三枚におろされた状態になって出荷される。こうした一連の作業を間近で見学した彼女たちは、タイでもよく日本食レストランに行っているだけに、興味を惹かれ、ホストファミリーに戻った後、魚を三枚におろす作業を実地に体験したそうだ。

 10日には、午前に葉山町の山梨崇仁町長、午後には逗子市の平井竜一市長を表敬訪問し、懇談の後タイのライオンズクラブのバナーやメダルを手渡した。葉山町では、町議の笠原俊一Lの案内で、町議会場を見学した。

 続いて12日には、神奈川県議の近藤大輔Lの案内で、県議会及び県庁の要所を見学した。県議会場は、105名の議員を収容する広い議場の奥に傍聴席があるのや、議長席の前に質問者の立つ机が2つ置かれているのを興味深く眺めていた。特に昭和天皇が終戦後、神奈川県庁にお越しになった際に使われた貴賓室の豪華な格天井などを見上げ感銘を受けたようだった。

 招待主の330-B地区の年次大会が開催された15日には、参加者全員に紹介され、また引き続いての懇親パーティでは、井出孝ガバナーから親しく声をかけられ、感激しているのが傍で見ても分かった。

 こうした一連の滞在を終え、20日に成田空港から帰国したが、彼らの抱いた日本の印象は、清潔、人が親切で多い、歩くのが早いなどであった。彼女たちは黒っぽいダークグリーンの、タイのライオンズクラブマーク入り制服に身を包み、いつも礼儀正しく、またタイ式に胸の前で手の平を合わせて頭を下げ、「おはようございます」など覚えたての日本語を使うなど、随所に良家の子女であることが感じ取れ、我々も爽やかな印象を持つことができた。ホストファミリーは彼らの帰国後、寂しさを痛感しているとのことだ。

逗子葉山LC 会長 L菱沼国男