湘南茅ケ崎LC主催の臓器移植セミナー

平成29年3月12日13時より湘南茅ケ崎ライオンズクラブ主催の臓器移植セミナー(湘南茅ケ崎ライオンズクラブ30周年記念講演)が茅ヶ崎市共恵にあるStudio Berceau(スタジオベルソー)で行われた。

330B地区内のライオンズクラブ総勢90名が参加した。湘南茅ケ崎LC会長水知晴美Lの挨拶の後、セミナーが開始した。セミナーは一部と二部で分かれており、まず一部では、衆議院議員の河野太郎氏が2002年4月に自らがドナーとなり父である河野洋平氏への生体肝移植をした時の体験談を話された。河野氏は生体肝移植をはじめとする生体臓器移植はあくまでも最後の手段であるべきで、健康な人間から臓器を摘出する前に脳死の方からの臓器提供を優先させるべきとの考えのもと2010年の臓器移植法の改正に携わった時のエピソードを紹介された。休憩をはさみ第二部では、四献(献血・献眼・献腎・骨髄移植)・社会福祉委員会副委員長の岡美佐子Lの司会のもと、体験談等が紹介された。湘南茅ケ崎LCの古橋玖枝Lはご主人が亡くなり献眼をされるまでの流れについて説明し、最終的に70代の女性に角膜が提供されたことを発表した。

また、四献・社会福祉委員会副委員長石澤勝Lは次女が再生不良性貧血という病を患い、当時7歳の姉から2歳の妹へ骨髄移植が行われた時の家族の戦いを紹介し、会場に涙を誘った。また、神奈川県臓器移植コーディネーターの田海美子氏による我が国の臓器移植に関する現状と展望について統計やデータを用いた詳細な説明がなされた。

我が国は世界と比べると臓器移植の件数は極端に少ないと言わざるを得ない。2010年の臓器移植法の改正により、15歳未満の子供も含め家族の承諾により脳死下の臓器提供ができるようになったが、その数はまだまだ少ない。今後のさらなる法律の改正や医療現場での諸問題を解決する必要性を痛感するセミナーとなった。

PR・情報委員 藤沢中央LC L芳村  健